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登録日:2026年10月14日

「資格があっても実務未経験」の壁をどう越えたか?社労士合格後に小規模事務所へ転職成功!
「資格があっても実務未経験」の壁をどう越えたか?社労士合格後に小規模事務所へ転職成功!
【PROFILE:ご紹介者情報】

●年齢性別:30代・男性
●前職:大手商社の営業・企画職
●経験年数:営業職5年、企画職1年
●保有資格:社会保険労務士試験合格(一発合格)
●転職先:少人数ながら社労士資格者の割合が高い社労士事務所
●希望規模:基礎から学べる環境であれば規模は不問、年収ダウンも覚悟
●希望業務:労務全般(給与計算・就業規則設計・社会保険手続き等)

■ 転職前のキャリア

大手商社で営業職として5年間、その後は企画職として1年間勤務。営業活動を通じて培った顧客との折衝力や提案力、企画職での調整・課題解決経験など、ビジネスパーソンとして着実にキャリアを積まれてきました。

 

その後、専門資格を活かしたキャリアへの転換を目指し、社会保険労務士資格の取得に挑戦。見事、一発合格を果たされました。

 

しかし、社労士試験に合格していても、給与計算や社会保険手続きなどの実務経験はありません。上司に部署異動を相談するも大手組織ゆえ、なかなか意見は反映されませんでした。

 

30代での異業種からのキャリアチェンジということもあり、これまでの経験をどのように活かし、未経験から専門性を身につけていくかが、転職活動の大きなテーマとなりました。

■ 転職の軸と希望条件

今回の転職で最も重視されていたのは、「社労士としての基礎をしっかり学び、長期的に専門性を高められる環境」でした。

 

事務所の規模にはこだわらず、給与・福利厚生の充実も現職より劣る事も視野に入れ、まずは給与計算や社会保険手続きなどの基本業務から経験を積み、将来的には就業規則の設計や労務相談など、幅広い業務に携わることを希望されました。

 

職員一人ひとりが社労士として高い専門意識を持ち、互いに学び合いながら成長できる組織風土を重視され、目先の条件だけでなく、「5年後、10年後にどのような社労士になりたいか」を見据えた転職活動でした。

■ 転職活動のプロセスと採用の決め手

今回の転職活動でポイントとなったのは、実務未経験というハードルを、これまでの社会人経験やご本人の強みでどのように補うかという点でした。

 

社労士試験には一発合格されたものの、給与計算や社会保険手続きなどの実務経験はありません。30代での異業種からのキャリアチェンジということもあり、決して有利な条件ばかりではありませんでした。

 

しかし、大手商社で5年間の営業経験を積まれてきたことは、大きな強みでした。

 

社労士事務所では、正確な事務処理能力だけでなく、顧問先企業の経営者や人事担当者との円滑なコミュニケーションも求められます。営業職で培った対人折衝力や相手の意図を汲み取る力は、将来的な顧問先対応にも活かせると評価されました。

 

また、社労士試験に一発合格された集中力や目標達成に向けた計画性、物事を効率的に進める能力も高く評価されたポイントです。単に資格を取得しているというだけでなく、限られた時間の中で目標を設定し、着実に結果を出してきた姿勢が、実務習得の早さや今後の成長への期待につながりました。

 

「実務経験はこれからでも、これまで培ってきた能力は今後十分に活かせる」ご本人のポテンシャルが評価された転職となりました。

■ 転職先と今後のキャリア

今回ご縁があったのは、比較的少人数ながら社労士資格を持つ職員の割合が高い事務所でした。

 

当初から事務所の規模にはこだわらず、基礎から実務を学べる環境を重視されていたこともあり、特に魅力を感じられたのが、有資格者である専門性の高いメンバーと一緒に働ける点でした。個人事務所の場合、資格者は所長のみで、他の方は無資格者という組織は少なくありません。

 

社労士資格を持つ先輩職員が多い環境は、日々の業務を通じて専門的な考え方や実務上の判断を学ぶうえで、大きな魅力となります。

 

少人数の事務所だからこそ、一人ひとりが主体性を持ち、幅広い業務に関わっていくことも期待されます。

 

今回の転職では、事務所の規模や知名度ではなく、「誰と働き、5年後、10年後にどのような専門性を身につけていけるか」を大切にされたことが印象的でした。

 

まずは給与計算や社会保険手続きなどの基本業務から経験を積み、将来的には就業規則の設計や労務相談など、専門性の高い業務へと活躍の幅を広げていくことを目指されています。

■ キャリアアドバイザーからのひと言

社労士資格を取得しても、実務経験がないことを理由に転職への不安を感じる方は多いと思います。特に30代以降のキャリアチェンジでは、未経験という点が選考上のハードルになることもあります。

 

ただ社労士事務所が求めているのは、必ずしも実務経験だけではありません。顧問先との信頼関係を築く力、相手の課題を正確に理解する力、周囲と協力して仕事を進める力など、異業種で培った経験が評価につながるケースもあります。

 

応募先も大事です。未経験=大手法人に転職した方が教育体制面で安心という構図ばかりではありません。今回の方のように事務所の規模や知名度にこだわるのではなく、専門性を磨ける環境を選ばれたも成功の一因です。

 

資格があっても実務未経験だからと、可能性を狭めてしまう必要はないですし、一方で、資格だけで転職が決まるわけでもなく、これまでの経験や強みをどのように伝えるかが重要になります。

 

当社では資格や実務経験の有無だけで判断するのではなく、これまでのキャリアや将来の希望も踏まえ、一人ひとりに合った転職の可能性を一緒に考えています。

 

実務未経験から社労士事務所への転職をお考えの方も、ぜひお気軽にご相談ください。